一人で相槌

オタクが見たママ聞いたママ感じたママをシャべっていきます。

マジかよ、MOON NIGHT315だな。(SideMライブBD感想)

毎年恒例、日本特有温帯地域とは思えない蒸し暑い夏。いつもなら朝雲に嫌気が刺し、心まで曇りがかるところですが、今日の僕は元気でしたよ。なぜなら、待ちに待ったグッズの発売日だったからです。時間を見つけて買ってきましたよ。

f:id:hanmax01:20160713213949j:plain

THE IDOLM@STER SideM 1stSTAGE ST@RTING!

と、

THE IDOLM@STER SideM 2nd ANNIVERSARY DISC 01

この2つを購入してきました。

 

新曲、良かったですねぇ(しみじみ)。今回はドラスタ、ハイジョのコラボでしたが、お互いの新しい可能性が見える楽曲構成となっていました。新しいスラングも誕生しましたしね。都合の悪いことはMOON NIGHTが背負ってくれるので、皆さんも使って、どうぞ(便利)。

楽曲にも言いたいことたくさんあるんですが、しかし今はライブBDのみに絞らせていただきたい。現地で参加したこともあり、新曲をそっちのけるほど、熱いものがこみ上げてきます。話したくて仕方ありません。

 

外周りの話

今回購入したのは1st stageのSun Side(昼公演)とMoon Side「夜公演」、そして舞台裏や各ユニットの座談会を収録したSpecial Discの3枚が同梱されている、「Complete Side」です。昼夜公演は坂上P登場や提供読み上げ、締めのアイマスコールまでも含んだ全編収録&コメンタリー付き。特典映像は当日の演者さんたちの様子、ライブを振り返ってのトークなど、盛りだくさんな内容。これだけ入ってなんとお値段破格の13,000円ときたもんだ。これはいい。

パッケージの話をすると、セトリ表とフォトブックもが同梱されています。セトリ表はこのように、リバーシブルになっており、

f:id:hanmax01:20160713215922j:plainf:id:hanmax01:20160713220156j:plain

表はセトリ、裏はSDキャラのイラストが描かれています。肝心の本体ですが、

f:id:hanmax01:20160713220324j:plain

裏はこのようにライブのメインビジュアルとなっています。このユニット名の部分、外枠のクリアファイルに描かれているので、先ほどのセトリ表と組み合わせると、

f:id:hanmax01:20160713220548j:plain

SDキャラver.にもできます。今ままでもライブ映像を購入してきましたが、外付セトリ表の収まりが悪く、別のファイルに入れていたりました。ですがそうするといざ見たいとき一度用意しなければいけないのが手間だったんです。なのでこのようにビジュアルを害さない収納を用意してくれるととても助かります。ランティスさん技ありですね、個人的に高評価部分です。

ディスク3枚組ということもあり、大きさもそれほどはなく、コンパクトに収まっています。西武ドームの3分の1くらいですね。最近収納が圧迫され続けていたので、大変助かります。デザインも黒を基調としたシックなもの。男性アイドルということもあり、華美はホドホド、落ち着いた外観です。外装がクリア素材なので、ついつい手に取ってしまいたくなる一品となっています。

ライブ感想

逃げの一言だと思うんですが、言わせてください。

315でした。

これに尽きると思います。2015年1月に行われたニコニコ生放送で、SideM声帯実装が発表されてから1年。ラジオやリリイベなど様々なイベントをこなしてきた彼らのある種の集大成。そしてスタートラインとなった1stライブ。1人のPとして感慨深いものがありました。特にJupiterの3人。5年越しの舞台を見た半年前の景色、感情は、今でも鮮明に覚えています。感想を語る前に、僕とJupiterの出会いを語らせてください。長くなると思いますが。

彼らとの出会いはアイドルマスター2をプレイしたとき。僕はPS3版をプレイしたので、なんといいますか、いろんなほとぼりが冷めつつも未だ根強く残っていた時期。Xboxがなく、アーケードとSPでアイマスを好きになった自分としては、当時の炎上はなんだか蚊帳の外から見ているような気分でした。竜宮小町のプロデュース不可はなんとなく解るものの、男性批判がいまいちピンとこなかった。「いてもよくね?ライバルくらい。」そんな軽い気持ちでした。しかしいざ触れ合ってみると、なるほど嫌われても仕方ないかな、そう思いました。

僕は真担当で真スキーなんです。なので2を購入して最初にプロデュースするのは真と決めていました。そのシナリオ中盤、Jupiterの伊集院北斗が登場しました。ライブフェスで存在感を放ち、竜宮小町を圧倒した天ヶ瀬冬馬と同じユニットだという彼は、こともあろうに真に色目を使ってきたんです。そんなことに目くじら立てるほうが短気なだけ。そういう解釈もあるでしょうが、僕はキレましたね。ええ、相当キレました。殺意的なものも覚えましたよ。手塩にかけて育てているアイドルに、あんな軽い態度を取られたらそりゃキレますよ。そんなファーストコンタクトだったので、僕は彼らがまとめて嫌いでした。

それから話を進めると、961プロのやり方に賛同できない冬馬がフェスを機にだったい。他2人もその後を追います。大きな賞を獲得した僕を慕ってくれるアイドルとは対照的に描かれた彼らには、なんだか憎めないに近い感情を抱いたものです。しかしまだ奴らを許す気にはなりませんでしたよ。それもそのはず。僕はまだきちんと彼らと触れ合っていないから。

その機会をくれたのがSideMでした。アイマスの看板だけで始めたゲーム。そこに描かれていたのは、元々あった設定なのか、加えられたものなのか。彼らにも当たり前に人生があり、苦悩があり、挫折があり、夢がありました。北斗がアイドルになるまでの背景。アイドルとなってからの生活。まさに理由(ワケ)ありでした。それを知り、僕が北斗に抱いていた感情は、彼の側面だけを見てのものだったことに気づきました。それからはもう沼です。ドラスタを始めとする新しいアイドルたちの成長を見守る。SideMにも他のシリーズと同じ、アイマスの魅力がいっぱいでした。

装いも新たに出発した315プロライブの1つの目玉となったJupiter出演。あんな出会いをしてしまった僕からすると、待ってましたと胸を張るのは筋違いかなという思いもありましたが、わだかまりを捨てて、素直に祝福しようと努めました。そして会場で彼らを見たとき。自然と涙が出てきました。あぁ、ようやく彼らに光が当たった。嫌いだったからこそ、その感動が押し寄せてきたんです。思い出補正という言葉がありますが、まさにそれでした。公演中、御手洗翔太役の松岡さんがJupiterはこれまで色々あったと言っていました。きっと僕のように憤りを感じた方が罪のない声優さんに、直接ないし間接的に心ない言葉をかけてしまったんでしょう。それを乗り越えて、いや、それをひっくるめての初舞台。その感動が言葉にできないというのは、容易に察することができます。舞台の彼らを見て、アイマスの仲間になっているんだと、再認識させられました。

しかし見せ場はJupiterだけではありません。各ユニット個性的なパフォーマンスで、オンリーワンなステージを作り上げていました。なにせ男性アイドルですからね。何においてもダンスがすごかったですよ。あれ見たときはジャニオタになる人の気持ちがわかりましたね。底抜けにかっこいいんですよ。各ユニットの特徴が出ていて、どれも甲乙つけがたいです。が、まだSideMのライブを見たことがない人にはぜひSEMを見て欲しいです。月並みですが、世界観がすごい。元高校教師の彼らの歌はとてもメッセージ性に富んでいて、胸が熱くなります。クールな楽曲に合わせるダンスは圧巻の一言。ユーモアとサイケデリックを併せ持つ彼らのパフォーマンスに一度触れたら、病みつきですよ。

そしてBiteの3人。王道なアイドル然とした彼らのステージは癒しを与えてくれます。スマイル・エンゲージを歌う堀江瞬くんに僕はピエールを見ました。そして会場で咲く花のサイリウム芸。アイマスの伝統はちゃんと受け継がれていることが実感出来るステージでした。

ハイジョの圧倒的ライブパフォーマンスには驚かされました。ステージで目まぐるしく行われる演出。高校生バンドならではのハチャメチャ感が一発でライブに飲み込んでくれます。曲もキャッチーで、自分たちの強みを全面出していて、思わず笑顔になります。

W楽しかったです。クラップとか飛んできたボールとか。あのボール、誰かが取らずに少しの間客席をポンポン飛んでましたよね。あれが印象的でした。なんか、Pの雰囲気がいいなと、そういう方面でますますSideMが好きになりました。

極め付けはドラスタ。これはThe 315という感じです。弾ける笑顔。振りの大きなダンス。まっすぐな楽曲。正統派の強みですよね、好みがわかれづらい。煽りの入れ方もよく、すっかり没入しちゃいました。

舞台上で本当に楽しそうにパフォーマンスをする彼らに、僕も元気と最高の思い出を分けてもらいました。日頃の応援がこんな形で返ってくると思うと、やっぱりPはやめられないっす。

長くなってしまいましたが、と言っても語り足りないくらいです。しかし、今後も彼ら315プロの発展は続くでしょう。足りない部分はまた次の機会に持ち越しとしましょう。THE IDOLM@STER SideM 1stSTAGE ST@RTING!は、2周年を迎え、さらなる仲間も増えてきた315プロの活躍から目が離せない。そんな円盤でした。

 

来るであろう2nd Stageと願うところであるガールズたちとの共演、彼らのさらなる発展を願って、締めとさせていただきます。

 

 

 

特典でてらしー共演したいって言ってたし、下田もしたいって言ってたし、やってくれますよね?